走ることについて語っている人について僕の語ること

 小説家の村上春樹氏がひたすら走ることについて語っている稀有な一冊。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 誰がこの本を買うねん!!と思いつつ購読する僕。
プロのランナーでも無い、春樹氏が走ることについて語った小説を手に取ってしまったのは、
走ることについて語っている人が意外と少ないのと、
今年フルマラソンに挑戦することを決めたからに他ならない。(42.195いっちゃいます。)
 マラソンについて他の人はどう考えているのか、
春樹氏は走ることについてどんな文章を書くのか、
趣味で長距離走る人の気持ちが分からない人は是非。
意外と趣味にしている人でも走る前は「走りたくないな〜。」って思ってるもんなのです。

 
春樹氏については彼ほど特異な世界感のある小説を書ける人は少ないと思う。

↓そんな春樹氏のデビュー作がこちら。 ハルキ・ワールドの原点。

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

春樹氏の小説を読んだことある人には分かってもらえると思うけど
なんとな〜く雑な感じがするのはデビュー作だからでしょうね。

 春樹氏の小説にたびたび登場する酒を飲むシーン。
何気ないシーンに出てくるビールの描写がたまらなく美味そうで、
読み終えるとついつい飲んでしまう。
ビールとサンドイッチが意外と合っちゃうんだな〜。
というか最近、活字中毒…。
活字をくれ〜。Hey!活字Please!He〜y!!